ストレッチの3つの効果とメリット・動画
動画の解説文
ストレッチの3つの効果とメリット
皆さんこんにちは。
皆さんは 施術の中に、ストレッチを 取り入れているでしょうか?
難しそうに見えたり、スポーツインストラクターみたいで、リラクゼーションには不向きなのではと、敬遠している人も いるのではないでしょうか。
そこで今回は、リラクゼーションにおける、ストレッチの3つの効果と、施術に ストレッチを取り入れるメリットを 紹介したいと思います。
ストレッチの効果、一つ目は
『柔軟性の向上と 維持』です。
人はそれぞれ、筋肉の長さは決まっています。それが 筋肉の酷使や緊張により、
短くなり、硬くなってしまいます。
ストレッチで 疲労した筋肉を伸ばすことにより、短くなってしまった筋肉の長さを
元通りにして、柔軟性を高め、維持することができます。
とくに、眠っている時以外は常に働いている お尻の筋肉の柔軟性は、
腰痛と深い関係があるので、重要なポイントとなります。
ストレッチの効果、二つ目は、
『関節可動域の改善』です。
これは、先ほど紹介した 柔軟性の向上の結果であり、関節にかかる負担が少なくなり、動かしやすくなります。
それに伴い、筋肉のポンプ作用が正常に働き、全身の血流がスムーズになるので、
血中の酸素不足や、老廃物の蓄積を 防ぐことができます。
ストレッチの効果、三つ目は、
『副交感神経を 優位にする働き』です。
ストレッチには、気持ちいいと感じる程度に伸ばすことで、リラックス効果を得られることが 科学的に認められています。
それにより、副交感神経が優位な状態となり、乱れた自律神経が整い、入眠作用も働くので、寝つきの悪い方には とくに効果的です。
続いて、マッサージに ストレッチを組み合わせることで生まれる メリットについて 説明していきます。
筋肉の柔軟性には、二種類あり、“横の柔軟性”と“縦の柔軟性”が存在します。
横の柔軟性は、筋肉そのものの 硬さを示し、筋肉の 弾力などを表しています。
縦の柔軟性は、筋肉の伸びやすさを示し、筋肉の 伸縮性を表しています。
マッサージは、横の柔軟性へのアプローチは得意ですが、縦の柔軟性に対しては不向きです。
ストレッチは、マッサージとは逆で、縦の柔軟性へのアプローチは得意ですが、横の柔軟性に対しては 不向きという特徴を持っています。
この二つを組み合わせることで、双方の苦手とする分野を 補うことができるので、
結果として、施術の効果を上げたり、効果の持続性を アップすることができます。
また、ストレッチの効果を高めるためには、マッサージで身体をほぐして、温めておくことが、重要なポイントとなります。
いかがだったでしょうか。
ストレッチの効果とメリット、おわかりいただけたでしょうか。
ストレッチは 継続的に行うことが 最も大切なので、施術に取り入れることに加え、自宅でできるセルフストレッチなどを アドバイスしてあげると、とても喜ばれます。
虫歯にならないよう、毎日歯を磨くように、ストレッチも 疲労に備えた習慣になることが、一番望ましい形と言えます。
それでは今回のまとめです。
リラクゼーションにおける ストレッチの効果として、
・柔軟性の向上と維持
・関節可動域の改善
・副交感神経を 優位にする働き
この三つが期待できます。
柔軟性には 縦と横の柔軟性が存在し、マッサージとストレッチ、それぞれ得意分野と、苦手な分野を持っています。
ストレッチは マッサージの効果を向上させると同時に、効果の持続性アップも 期待できます。
マッサージも、ストレッチを効果的に行うための 重要な手段であるため、この二つを 上手く組み合わせることで、より改善率の高い、結果の出せる施術に 近づくことができます。
これからも、セラピストの皆さんに 役立つ情報を提供していきますのでよろしくお願いいたします。
それではまた、次の動画でお会いしましょう。