top of page

何もしていないのに身体が疲れる原因・動画

動画の解説文

何もしていないのに身体が疲れる原因

皆さん こんにちは。

 

皆さんは お客様から「激しい運動を しているわけでもないし、 仕事が忙しいわけでもないのに、なぜか身体が疲れる。」

 

と言われて、上手く説明できなかったり、 聞き流してごまかしてしまった、というような経験はないでしょうか。

  

今日は、 そんな “何もしていないのに身体が疲れる原因” について 話していきたいと思います。

  

まず最初に 結論からお話すると、何もしていないことによる 疲労の原因の一つとして、『筋肉の縮みっぱなしによる 血行不良』があげられます。

  

この結論を踏まえて、疲労の原因を 紐解いていきましょう。

 『何もしていない』には大きく2つのパターンがあります。

 

1つは 身体の力が抜けていて リラックスしている状態。

 

もう一つは、力が入っていて 緊張している状態です。

 

身体に不調を与えるのは 後者である 緊張状態の時です。

 

緊張状態が どのような時に起こるのか、具体的な例を ザックリと あげていきます。

 

締め切りや 納期など、時間に追われていたり、上司からの圧力を感じているなど、

置かれている環境に 問題がある場合や、 完璧主義、神経質といった、性格的な問題。

そして、身近に 気の合わない人がいるなど、人間関係による ストレスがあげられます。

 

何もしていないのに疲れを感じる人は、 動作の多い、少ないに関係なく、こういった精神的な要素に 問題を抱えている人が 多いのではないでしょうか。

 

それでは次に、緊張状態が続いた時の 身体の状態について お話します。

 

人間は、筋肉の 収縮と弛緩を繰り返し、 関節を 可動させることによって、身体を動かしています。

加えて、筋肉の伸縮運動は、血液を全身にめぐらすポンプの役割をしており、これによって健康状態が保たれています。

 

緊張状態が続くと、筋肉のポンプ作用が少なくなり、筋肉は弾力を失い、硬くなってしまいます。

血液は 筋肉にとって 潤滑油のような役割をしているため、 血液の流れが悪くなると、筋肉は油切れをおこし、サビついた状態に なるのです。

 

マンションの駐車場や 道端に放置されている自転車が、使われている自転車よりも

早く古びていくのとよく似ています。

 

サビついた筋肉は、身体にたまった老廃物を 上手く 処理することができず、

その結果、コリや痛み、疲労として あらわれます。

 

それでは最後に、何もしていないのに 身体が疲れてしまっている人に対して、どのようなアドバイスをすればよいか紹介します。

 

まず、自分が良くする姿勢を見直すことです。

例えば デスクワークの人はPCを使う時には、腕を 前に出しっぱなしにしているため、胸や 腕の筋肉が収縮しています。収縮している筋肉は老廃物をため込みやすいため、この収縮してしまっている筋肉を伸ばすことが、疲労改善の一歩となります。

 

この場合は、胸を張る動作や、バンザイの動作が有効です。

縮こまった筋肉を伸ばしたり、動かしたり、サビついた身体に 血液を巡らすイメージで行うと良いでしょう。

血流が良くなることに加え、深い呼吸ができるようになるので、ストレスによって乱れてしまった自律神経を整えるのにも効果的です。

 

いかがだったでしょうか。

 

何もしていないことによる疲労の原因は、案外身近なところにあったということが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

 

原因もアドバイスもシンプルなだけに、より 意味や仕組みを理解し、お客様に伝えることが重要になっていきます。

 

伝えることで、効果の実感度が大きく変わってくるので、ぜひ今回の内容を覚えて、日々の施術と接客に役立てていただければ幸いです。

 

それでは、今回のまとめです。

 

何もしていないことによる疲労の原因は、筋肉の縮みっぱなしによる血行不良である。

それは筋肉、身体のサビつきであり、精神的要素によっても左右されます。

 

サビついた筋肉は、さらなる硬直や老廃物の蓄積を招き、やがて、痛みや疲労といった不調として認識されます。

 

縮んでしまった筋肉を伸ばしたり、適度に身体を動かして、ストレスに強い身体を作ることで、これらの不調に対応することができます。

 

これからも、セラピストの皆さんに役立つ情報を提供していきますので、今後ともよろしくお願いします。

以上、ストレッチインストラクターでもあり、アクトエール整体院学長のの森脇でした。

bottom of page