肩こりができるプロセス・動画

動画の解説文

皆さんこんにちは。

 

皆さんは肩コリとは何か説明できるでしょうか?

 

どうして肩がこるのか? どうやって肩こりが生まれるのか?

 

お客様の肩こりをやわらげるためには、まず肩こりの正体を知らなくてはいけません。

 

今回は「セラピストなら知っておきたい、肩こりができるプロセス」、これを4つのステップにわけて解説していきます。

 

 

セラピストなら知っておきたい、肩こりができるプロセス、ステップ1。

 

まずは身体の『緊張』です。

 

緊張とは、簡単に表現すると、力が入り、身構えている状態のことです。

主に、パソコン業務や運転など、長時間同じ姿勢が続いている時や、

同じ作業の繰り返しなどで起こります。他にも、気温の寒暖差など外的環境から受けるストレスや、人間関係のもつれなどで生じる精神的ストレスでも起こります。

 

緊張状態は不調の原因という面ではネガティブな要素として扱われることが多いですが、人間が本来持っている防衛本能であることも覚えておきましょう。

例えば、突然目の前に何か飛び出してきた時や、大きな音がした時に、ビクッと力が入る場合などです。これは身体が反射的に緊張して、危険に備えようとしているのです。

日頃緊張していないつもりでも、ストレスに対応するために身体はいつも身構えているのです。

 

 

肩こりができるプロセス、ステップ2

 

過度な緊張状態が続くと次に起きるのは、『血液循環の悪化』です。

簡単に言うと「うっ血状態」のことをさします。

血液には食事から取り込んだ栄養と、呼吸から取り込んだ酸素が含まれており、これらが身体中を円滑に循環することで、健康な状態が保たれています。

緊張状態で起こる筋肉の硬直は、同時に血管も狭めてしまうので、

血液の流れは悪くなってしまいます。

 

 

肩こりができるプロセス、ステップ3

 

緊張が続き、血液循環が悪くなると、次は『老廃物の蓄積』が起こります。

老廃物とは、身体の代謝活動の中で生まれた、必要無くなった物質のことをいいます。

 

疲労物質とも呼ばれ、

本来は血液とリンパ液の流れによって身体の外に排出されるものですが、血流が悪くなれば、いつまでも身体に留まることになります。

 

 

肩こりができるプロセス、ステップ4

 

緊張状態が続き、血液循環が悪化し、老廃物が蓄積すると、次はとうとうコリ、痛みとして認識されます。

コリは生まれて終わりではありません。

このコリから生じる痛みなどの不快感が、またさらなる緊張を生み、負の連鎖を作り出してしまいます。

 

 

いかがだったでしょうか。

肩こりができるプロセスがおわかりいただけたでしょうか。

 

今回紹介したプロセスは数あるパターンの1つにすぎません。

肩こりの負の連鎖を生み出すパターンは、ライフスタイルや食生活、仕事内容や職場環境など、取り巻く状況により原因も様々で、数多く分岐しています。

 

お客様とのカウンセリングの中で、なるべく多くの情報を集めて、お客様の肩こりのプロセスを導き出す作業が、肩こり改善に繋がる重要なポイントとなります。

 

 

~番外編~

 

とはいえ、数ある要因の中から原因を探し出すのは大変です。

 

「結局どうすればいいのか解らない。」

「少しでも明確な答えみたいなものが欲しい。」

 

という声が聞こえてきそうなので、最後に、肩こりの施術を考えるうえで、指標となる言葉を一つ紹介したいと思います。

 

“『健康』とは、『血液がサラサラと流れ、全身の細胞にきちんと栄養が行きわたっている状態』である。”

 

これは自律神経研究の第一人者として知られる、順天堂大学医学部教授、小林弘幸先生が

『健康の定義とは何か』 という問いに答えた時の言葉です。

 

私はこの言葉に感銘を受け、それ以来、

「身体のあらゆる不調の原因は血行不良である」ということを、

自分の中での明確な答えとして位置づけて仕事をするようになりました。

 

数ある原因の中から、自分の中で軸となる原因を絞り込み、

それを改善するために「何をするのか」、「どこを揉むのか」、「何を伝えるのか」、考えることで、次第に結果の出せる施術ができるようになりました。

 

 

自分の答えを明確にして深く学び、伝えることが、その施術の価値、セラピストの価値に直結していくのだと、この言葉を通して感じることができました。

 

 

皆さんのセラピストライフをより充実させるための参考にしていただければ幸いです。

 

 

これからも

セラピストの皆さんに役立つ情報を提供していきますので、よろしくお願いいたします。

それではまた次の動画でお会いしましょう。